6月に開講した介護福祉士実務者研修もいよいよ最終段階に入り、昨日11月20日(日)は、
医療的ケア演習①の実習が始まりました。
自力で痰を出すことが難しい利用者に、器具を使って痰を吸い出す喀痰吸引の実習です。
吸引チューブを口や鼻から挿入するため、内部を傷つけないよう挿入の深さや、吸い取る圧と時間を守り、
使用する器具や環境の清潔を保持することが重要となります。
何度も何度も実技練習を繰り返し、安全と衛生面の確認作業、利用者への声掛け、
そしてプライバシー配慮など、作業手順と細かいケアを講師から真剣に学んでいました。
鼻腔内・口腔内・気管カニューレ内部吸引の実習と、
その後、評価試験があり、受講生の皆さんは終日緊張感漂う中での実習でした。
次回の医療的ケア演習②は、経管栄養のケア実習となります。
町内の介護福祉従事者の方々の熱心な学びを目の当たりにし、感動と同時に、安心・安全に対する心強さを感じました。